東文研「中国1930年代の文学」研究班主催
東文研国際セミナー
季進先生:「戦国策派作家陳詮について」
(中国 蘇州大学文学院教授)
日時:2010年12月2日(木)午後4時から
場所:東京大学 東洋文化研究所5階 505号室
*使用言語:中国語(通訳なし)
*出席に登録は必要ありません。
16:00-17:00 講演:戦国策派作家陳詮
――中国現代文学史上の失踪者
17:00-17:50 討論
趣旨:東文研「中国1930年代の文学」研究班は,同時期の文学諸相を
討議研究してきたが,今回は蘇州大学文学院の季進先生をお招きして,
これまでほとんど議論がされてこなかった抗戦時期の文学グループ
「戦国策」派の中心人物陳詮について,彼の理論的主張と実際活動の
ありよう,文学史においての評価のありかたなどの問題につきご講演を
お願いすることにした。
季進先生: 主要著書に『銭鍾書与現代西学』(上海三聯書店 2002),
『囲城裏的智者』(台北・文史哲出版社 2002),『李欧梵李進対話録』
(蘇州大学出版社 2003),『陳詮:異邦的借鏡』(北京文津出版社 2005)
があり,また『西方現代批評経典訳叢』(江蘇教育出版社 2005)の編集
をつとめるなど西方文芸理論にも詳しい。
◆ 連絡先:東京大学 東洋文化研究所 尾崎文昭
E-mail: ozaki@ioc.u-tokyo.ac.jp