日本では最近、ハラール産業と呼ばれるものが注目されています。ハラールとは、アラビア語で「許されたもの」という意味。近年、宗教的に禁じられたものが含まれていないかを審査し、イスラム教徒が安心して食品・日用品・サービス等を受けられるしくみとして「ハラール認証制度」が利用されています。
こうした制度が普及する一方で、その長所と短所についてはあまり知られていません。本セミナーでは、エジプト、イラン、インドネシアという三つのイスラム地域の食文化についての研究者のお話をもとに、ハラール産業のあり方について考えてみたいと思います。
日時:2022年1月27日(木)18:00-19:30
会場 :※(SHIBUYA QWS内CROSS PARK +オンライン(zoomウェビナー)
※新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、オンライン配信のみとなる場合がございます。
対象:高校生・大学生・大学院生・社会人、教職員
事前申込:要
申込方法:https://20220127-utcc.peatix.com/
参加費:無料
スケジュール:
17:30 開場
18:00 開会、QWS紹介、講師紹介(10分)
18:10 講演(45分)
「ハラール産業を考える――エジプトでの経験から」
後藤 絵美(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・助教)
(旧 東京大学日本 ・ アジアに関する教育研究ネットワーク・特任准教授)
「シーア派イランの食文化」
大塚 修(東京大学大学院総合文化研究科 ・ 准教授)
「ムスリム大国インドネシアの食文化」
荒木 徹也(東京大学大学院農学生命科学研究科・准教授)
18:55 ディスカッションと質疑応答(35分)
19:30 閉会
イベント情報のURL:https://shibuya-qws.com/20220127-utcc
主催:国立大学法人東京大学
共催:SHIBUYA・QWS
問い合わせ先:東京大学社会連携推進課(shakairenkeika.adm[at]gs.mail.u-tokyo.ac.jp)